分娩予定日を過ぎても、何も起こりそうになかったので、
出産はまだまだ先だと思い、野菜や卵を買い込んだ6月1日(日)。
それが突然やってきた。
6月3日の午前2時ごろ。
旦那と夜更かして話していて、そろそろ寝ようかと布団に横になったら、
何かが流れてくれる気配が・・・。
「あ、やばい!」と思って慌てて、トイレへ。
水のような物がざーと流れてくる。おしっこと違って止まらない。
「これって、破水!?」
タオルで押さえたけど、ずっと流れてくる。
旦那に「破水したから、病院に行くわ」と言うと、二人でオロオロしながら
以前作った「入院時にすることリスト」を見ながらやることだけやって、
病院に電話。
破水したと伝えると、入院の準備をして来てくださいとのこと。
入院の荷物を持って、旦那と二人で病院へ。
雨が降ってる夜中、旦那がいてくれてよかった。
病院へ着くと、子宮口のチェック。この時点でもまだ1.5㎝しか開いていないので
朝まで待つことになった。
一旦、旦那は家に戻ることにして、この日会社を休むかどうかは
状況次第にしようということになった。
朝6時頃目が覚めると、陣痛らしき物が6~7分間隔であったので、
旦那に連絡して、今日は会社を休んでもらうことにした。
ところが、だんだん陣痛が遠のいていく。
9時に先生の診察を受けると、子宮口が1.5㎝のまま。
「破水が始まって7時間で、子宮口が開いていないとなると、お産は
明日になるかも、前途多難ですね。
もう少し待ってもいいですが、これ以上待っても子宮口が開くとは
思えないし、陣痛誘発剤を使いましょうか?」
と言われ、赤ちゃんに何かあったら嫌なので、うなづいた。
9時過ぎからLDR室に移動して、陣痛誘発剤の点滴開始。
助産師さんから、
「30分ごとに点滴の量を増やしていきますね。
NSTをずっとつけて赤ちゃんの状態を確認していきます。
もし、緊急の妊婦さんがきたら、また部屋を移動してもらいます。」
と言われ、まだまだ痛みとは縁遠い私は「はい」と返事した。
午前中に、旦那と私の両親がきてずっと付き添ってくれた。
このころの痛みは、会話ができるぐらいでたいしたことなかった。
子宮口も全然変わらず。
状況は、お昼ご飯を食べてるときから変わった。