おはな

息子にとって、「おはな」と言えば「鼻」のことだ。

息子に「ママのお鼻は?」と聞くと、ちゃんと私の鼻を指さしてくれる。

この間、散歩できれいな花が咲いていて、息子が指さして

名前を教えてと言うので、「お花だよ」と言うと息子はちょっとの間考えて

首を振って「違う」と言い出した。

息子は物の名前を間違えると必ず首を振って「違う」と言うので

以前、別の言い方で教えたのかなと思いつつ、

もう一度「お花だよ」というと、息子は首を振る。

あ、そうだ。

息子にとって「おはな」は鼻だ。花じゃない。

「これもお花だよ」と言っても、もちろん納得などしない。

んー、困った。

息子はなんでも名前を知りたがるので、教えてもらえるまで

ずっと聞き続ける。

仕方ないので、名前がわかる花は名前を教えてるけど、

わからない花については、「○色の花だね」でごまかすことに。

息子に物の名前を教えるようになって、自分が物の名前を

知らないことに気づいた。

間違えて教えてたらごめん、息子。

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